宗太のハンプ会

近年成長の著しい蔵元を選びました。
まだまだ荒削りな部分も感じますが、伸び代にご期待いただきたいと思います。
ささまさむねには、近年注目を集めている北海道の酒造好適米にチャレンジしていただきました。
會津男山　回では、福島県の新しい酒造好適米「福乃香」を選択し、
近年の酒造りでの培った集大成を見せていただきたいと思っています。

蔵に戻ったばかりの頃、福島が誇る酒造りの第一人者鈴木先生の元、「鈴木チルドレン」と注目を集めていた二人が、今や福島県の酒造業界の中堅に成長。

そんな二人に、日本の誇る酒米にて、オリジナル酒を作っていただきました。

山の井では、地元で栽培された「会津産山田錦プロジェクト」の集大成。
三年間取り組んできたことの蓄積を表現していただきたいと思います。

廣戸川では、今まで純米吟醸で表現してきた「雄町」を。「純米酒」に落とし込むチャレンジをご紹介いたします。

8月は、「酸味にこだわる酒造り」で人気を集める2つの蔵元にフォーカス。

蔵元同士も公私にわたり親しい関係にあり、ともに日本酒のこれからを背負う存在だといっても過言ではありません。
そんな2人に、それぞれのこだわりと挑戦を込めたオリジナル酒を造っていただきました。
天明 × 曙酒造株式会社（会津坂下町）

北海道の酒造好適米「きたしずく」に挑戦。

宗太のハンプ会では、これまでに登場した「彗星」「吟風」に続く、第三の北海道米です。

繊細な酸味と軽やかさの中に、米の旨みをしっかりと感じる一本に仕上がるのではと期待。
仙禽は今年、江戸返りを宣言しました。
今まで以上に「生酛」に注力し、それを「仙禽流にモダナイズ」する。
と宣言し、さらに仙禽らしい酒造りを極めていきます。
今まで以上に魅力的な仙禽にブラッシュアップされていきます
宗太のハンプ会では「仙禽モダン 宗太の頒布会別誂」というタイトルで
瓶内二次発酵の泡タイプのお酒となります。

共に農と言える酒蔵の会で、米について深く研鑽を積んだお二人には、２つの方向での酒造りをご提案いただきました。
会津娘には、日本酒の最高峰である純米大吟醸を蔵内熟成していただいています。会津娘の最高峰の酒を低温で熟成させ、円熟の状態でご提供します。
仁井田本家には、日本酒のナチュール感を味わっていただきたいと考え、水もと（近年注目を集める古来の酒造り方法）にてご紹介。

古くて新しい日本酒の味わいを体験していただきたいと思います。


最終を飾るのは、福島を代表する酒蔵に成長した宮泉銘醸。
酒米のダイヤモンドとも言われる希少な米「剣愛山」を使用したにごりをご紹介予定。
この米の流通そのものが少ないため、ハンプ会以外では目にする機会はないと思われます。
末廣酒造には、嘉永蔵ブランドで福島県が過去に酒造好適米として推奨していた「フクノハナ」にて醸造いただきます。
末廣酒造は、新しいブランド「玄宰」にて、注目を集めていますが、宗太のハンプ会オリジナル酒は渾然（こんぜん）というまったく新しい名前で登場です。