天明中取りシリーズにオススメ四段活用鍋 レシピ
2016.2.20
天明中取りシリーズを美味しく楽しく飲み比べる鍋レシピ。(会津酒楽館オリジナル)
これまでもご紹介してきた、曙酒造の天明中取りシリーズ。
現在入荷している、中取り零号から参号までの4種類を一気に楽しめる飲み比べのための鍋を考えてみました。
暖冬だけど、まだまだ寒い!
天明中取りシリーズと、シメを合わせると5回美味しい鍋。
ぜひお試し下さい!
<材 料> (量については、人数などに併せて)
昆布、かつおだし
お好みの海鮮ワンタン(えび→たこ→いかの順にオススメ)
ちょっと香りのある葉物(せり、三つ葉、水菜、レタスなどがオススメ)
豚肉(しゃぶしゃぶ用のものもしくは小間切れ)
木綿豆腐、豆乳、〆用麺(酒楽館は鍋用ラーメン)白、すりごま、中華スープの素
つけだれ用(醤油、ラー油、ポン酢などおこのみで)小ネギ少々
ポイント1 鍋の途中で水及び出汁をたさない。
火力と具材の入れ具合の調整で出汁の蒸発しすぎを防ぎましょう。
ポイント2 最初から入っている豆腐は、最後の参の鍋まで食べないで我慢する。
<じゅんび>
~ 朝からすること ~
「よし、今晩は鍋だ!」と思い立った日の朝に、鍋用の鍋に細切りした昆布と食べやすい大きさに切った木綿豆腐を入れ、水を張っておく。
このときに、木綿豆腐にフォークなどで穴を開けておくと、より味がしみやすい。
朝のうちに昆布と豆腐を入れておくのはかつて商人宿をやっていたおかみさんから教えて
もらいました。豆腐は味がしみこむのに実は時間がかかる食材なので朝から昆布と漬けておくと出汁の味がよくしみるのだそうです。
湯豆腐の時は絹ごしがオススメですが、鍋は木綿にしております。
零の鍋 (海鮮ワンタンのしゃぶしゃぶ)
したごしらえした鍋を火にかけ、沸騰してきたら、海鮮ワンタンをしゃぶしゃぶして天明中取り零号とともに食すべし!
オススメのつけだれは、醤油と辣油ですが、零号との相性をみてお好みでいろいろアレンジしてください。
シーフードなので、肉ワンタンよりも軽く感じるワンタンが、すっきりとした零号に合い、シーフードをかみしめた時の甘みが、零号の盃をさらにすすめますよ!
また、呑み食べ始めはおなかがすいてますよね、そこでワンタンで少しおなかを満たし、悪酔いを防ぐ効果もあり。
海鮮ワンタンを堪能したら、
次は、壱の鍋 (香り野菜のしゃぶしゃぶ)
零の鍋に、かつおだしを入れ、食べやすい長さに切った野菜をしゃぶしゃぶして中取り壱号とともに!ほろ苦さの中に感じる春の薫りが壱号の深みとあうのです。
オススメのつけだれは、鍋の出汁にちょいと醤油をたらしたもの。零の鍋で楽しんだ海鮮の出汁が出ているので、意外にコクのあるしゃぶしゃぶになります。
ここらで、ちょいがっつりに行きたくなったら
弐の鍋 (豚しゃぶ時々香り野菜)
あきらかに出汁が少ないときは、かつおだしをたす。
豚をしゃぶしゃぶ、ここはポン酢がオススメです。柑橘系の甘さわやかな香りの中取り弐号との相性はばっちりです。
中取り弐号の特徴であるキレの良さをさらに楽しむには、壱の鍋でしゃぶしゃぶした野菜も一緒にしゃぶしゃぶも”アリ”です。
さらにちょいコクが欲しくなったら・・・
参の鍋 (豆腐のための豆乳鍋)
出汁が多い時は3分の1くらいを残し、他はすくってとりましょう。
そこへ豆乳を入れます。
ここの時点で、零から弐の鍋の残りの具材を、全部入れ煮込みます。
具材に火が通ったら、さあいよいよ今までのいろんな味を吸い込んだ豆腐を食します。
上品な甘みの中取り参号を楽しむには、ここは敢えて塩だけでいきたいです。
豆乳ごと豆腐(他の具材もOK)をとりわけ、お気に入りの塩をパラパラとかけて食べれば、より豆腐の甘みが引き立ち、参号を堪能できるでしょう。
さあ、いよいよ〆・・・
豆乳が少ないときは豆乳をたしましょう。
そこへ、中華スープの素、白すりごまを入れ、醤油をサッと一回し加えます。
鍋用ラーメンを入れ柔らかくなったら、きざみ小ネギかけて召し上がれ!
お好みですが、昆布つゆとラー油を少し加えると、よりラーメン感が味わえます。
これで、天明中取り零号~参号までを鍋と共に楽しむ飲み比べパーティーのご提案です。
実際、酒楽館でやってます!中々楽しいですよ!
それでもって、お酒の違いがよく分かり、話も盛り上がります。
零の鍋で弐号もイケるだろう!と試してみると、「うーん・・」となったり、
壱の鍋で、つけだれをごまだれにしたら参号もイケル!とか、いろいろな発見もあり、
結果、美味い!と思えば何でもいいんですけど・・・・
今後いろいろな飲み比べを提案していきたいと思います。